膀胱炎の症状と予防

膀胱炎になると、頻尿や尿の濁り、排尿痛、残尿感等の症状があります。頻繁に尿意を催し、ひどくなると、排尿したときに焼け付くような激痛を感じます。血尿が出ることもあります。この痛みは、膀胱炎よりも尿道炎のほうが強いようです。膀胱炎であれば熱が出ることはありません。

病院へ行くと尿検査をし、抗生物質が処方されます。薬を飲めばすぐ効き目があらわれますが、そこで薬をやめてしまわないで、言われたとおり飲み続けましょう。症状は消えても膀胱にまだ細菌が残っていて再発することがあるからです。

膀胱炎は習慣になりやすいので、一度起こしたことのある人は普段から気をつけて予防しましょう。

膀胱炎の予防はなんと言ってもまず、トイレを我慢しないことです。膀胱に長時間尿をためると細菌感染も起きやすくなります。排便後におしりをふくときは、前から後ろにふくのは常識です。便秘も膀胱を圧迫するのでよくありません。体の冷えや過労も抵抗力を落とし、細菌感染しやすくなりますから要注意です。アナルセックスも慎みましょう。

また、膀胱炎になりそうだと思ったときは、水分をたくさんとって、どんどん尿を出すと、膀胱の中の細菌が洗い流されます。アメリカではクランベリーが膀胱の粘膜を強くすることが研究で実証されて、サプリメントやジュースになっています。膀胱炎を起こしやすい人はそれらを常用摂取するのもいいでしょう。

膀胱炎を起こした病原菌が尿管を逆流して腎臓に炎症を起こすのが腎盂腎炎です。風邪などのウィルスで起こることもありますが、まずほとんどの場合は膀胱炎から起きます。

急性の腎盂腎炎は、膀胱炎の症状が1,2日続いた後、38.5度以上の高熱が出ます。血尿も出て、下腹部や背中が激しく痛みます。こうなったときは早めに入院して治療しないと、腎不全を起こしてしまうこともあります。